神奈川県の郷土料理|(選定料理)へらへら団子
- 豊漁・無病息災を祈願した郷土菓子 -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた神奈川県の郷土料理。
小麦粉や上新粉で団子を作り、あんこをからめた郷土菓子です。江戸時代から、神奈川県横須賀市佐島に伝わる伝統料理であり、夏に行われる船祭りの際に、豊漁と無病息災を祈願して奉納されます。団子を押しつぶして平たくした形からへらへら団子と呼ばれ、農家のおやつとして昔から食べられています。
現在でも船祭りの際に各家庭で作られ、集まる親族などでへらへら団子を楽しみます。
へらへら団子のレシピ分量:2人前 |
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1. 先に白玉粉と水を混ぜ、ふるいにかけた小麦粉を後から入れて混ぜる。 2. 手を軽く水で濡らし、1を手に取り親指大の大きさにしたものを沸騰した湯にそっと入れる。 3. 2が浮いてきたら弱火で1~2分程茹でる。 4. 茹で上がった団子をざるにあげ水気を切り、こしあんとからませて出来上がり。 調理のコツ
こしあんに水を少々、寒天10g、水飴適量を加えると、口当たりが柔らかくなり、また別の味わいになります。へらへら団子は祭事において出来立てを振る舞う料理です。日持ちはしないので、茹でたてのものをお召し上がりください。
大そね 店主 大曽根
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レシピ協力“大そね”
和洋菓子店として生ケーキから焼きものを作り続け、40余年の間愛されてきた大そね。
2007年末、佐島地区の郷土料理「へらへら団子」が郷土料理百選に選ばれたのをきっかけに商品化の計画が始まりました。横須賀菓子工業組合の大曽根会長(大そね店主)を中心に、同組合が試作を続け、その場で食べることが多かった「へらへら団子」を柔らかさを残したまま日持ちさせる事に成功し、2009年6月に販売を開始。
地元ふるさとの味として残していきたい「へらへら団子」は名前はもちろん食感も独自のそのもの。
横須賀市「大そね」へぜひお立ち寄りを。
横須賀市 和洋菓子
大そね
神奈川県横須賀市武3-20-4
最寄り駅: | 京急久里浜線 津久井浜駅 60分 |
電話番号: 046-857-5512
営業時間: 9:00~19:00
平均予算: 350円
定休日: 火曜日
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