神奈川県の郷土料理|(選定料理)よこすか海軍カレー
- 日本のカレーのルーツは海軍食 -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた神奈川県の御当地人気料理。
カレー粉と小麦粉を炒めてルーを作り、牛肉や鶏肉、にんじん、じゃがいも、玉ねぎなどと共に鍋で煮こんで作られる「よこすか海軍カレー」。
その発祥は海軍食。明治時代、調理が簡単で栄養バランスが良いメニュー「イギリス海軍のカレーシチュー」に、日本海軍が注目。これにとろみをつけて、日本人好みの味に調えご飯にかけて食べるようにしたのがはじまりです。日本のカレーのルーツともいわれています。
日本海軍の軍港があった横須賀市では、カレーの食べくらべを目玉にした「よこすかカレーフェスティバル」が開催されています。
よこすか海軍カレーのレシピ分量:6人前 |
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1. 牛肉はひと口大に切り、軽く塩、こしょうをしておく。 2. じゃがいもは皮をむき、5mm角のさいの目切りにし、水にさらした後水気を切る。 にんじんは皮が綺麗であればそのまま5mm角のさいの目切りに、玉ねぎは皮をむき同じようにさいの目切りにする。 牛脂は細かく切っておく。 3. 鍋に牛脂70gを入れ、鍋から煙が立つほどに熱する。 その後玉ねぎを入れ強火で3分ほど炒め、1を入れ焦げ色がつくように炒めて、じゃがいも、にんじんを加え強火でさらに2分ほど炒める。 火を中火に落としてから5~6分ほど炒め、フォンドボーを加えひと煮立ちさせ、弱火で20分煮る。 野菜がやわらかくなったらスープの素を入れ、あくがあればその都度とりのぞく。 4. フライパンで牛脂70gを弱火でゆっくりと炒め、油が溶けてから小麦粉を加える。 全体に泡が立ち少し茶色になるまで炒める。 5. 4にカレー粉を加え、弱火で焦がさないようにとろっとするまで炒める。 油が少ないようであればサラダ油を少量入れ、炒めあわせる。 6. 3に5を加え、全体をまぜあわせとろみを付ける。 塩、こしょう、ハイミー、チャツネで味を調える。 7. ご飯を皿に盛り、6をかけチャツネと福神漬を添えて完成。 材料には入っておりませんが、別にサラダと牛乳を用意し、一緒にお召し上がり下さい。 調理のコツ
じゃがいも、にんじん、玉ねぎは素材の良いものを選び、炒める際は強火で水分を出さないようにするのがポイントです。フォンドボーをご家庭で作る場合は使用後のすじ肉をカレーに入れるとより旨味が増します。出来たカレーは一度冷ましてから冷蔵庫でひと晩寝かし、翌日、再加熱するとより美味しく召し上がれます。
魚藍亭(ぎょらんてい) 店長 高橋
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レシピ協力“魚藍亭 よこすか海軍カレー館 ”
1999年に料理教室を兼業していた女将が横須賀市からの要望を受け、明治41年の海軍レシピを忠実に再現し「よこすか海軍カレー」を復刻させた。
日本におけるカレーライス発祥のレシピは素朴な味わいそのもので、今やご当地カレーの代表格。
味のバリエーションは、元祖、旧日本海軍、まろやか、味噌ベースの4タイプがあり、計18種類のカレーを愉しむ事が出来る。
元祖よこすか海軍カレー
神奈川県横須賀市緑ヶ丘29
最寄り駅: | 京急本線 横須賀中央駅 7分 |
電話番号: 046-826-3830
営業時間: 11:30~22:00(LO21:30)
平均予算: 900円
定休日: 無休(12/31~1/2を除く)
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