宮城県の郷土料理|(選定料理)牛タン焼き
- ヘルシーな焼肉は厚く切るのが特徴 -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた宮城県の御当地人気料理。
牛のタン(舌)をスライスしたものに、塩やタレなどで味付けをし、焼く料理です。
戦後の肉食文化の広がりとともに、ウシのモツ(内臓)やタン、テールなども利用する習慣が広がりうまれた料理とされます。はじめは仙台市の飲食店で珍味とされていましたが、低脂肪高タンパクの健康的なイメージとその味が評判となり、全国に広まったとされます。
現在では提供店が多く存在し、厚切りの牛タン焼きとテールスープをセットにした「牛タン定食」が定番です。
牛タン焼き(塩味)のレシピ分量:4人前 |
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1. 下準備をする。 両面のスジに対し斜めに数カ所の隠し包丁を入れる。特にかたい赤身部分へは多めに隠し包丁を入れる。 2. 味付けをする。 バットもしくはお皿にクッキングペーパーを二重に敷き、焼塩、ホワイトペッパー、うま味調味料の順にふり落とす。その上に牛たんを隙間なく敷き詰め、先と同じ順に調味料を牛たんにふりかける。この手順を繰り返し容器ごとラップをきつく巻き重石をのせ、冷蔵庫で3日間以上寝かせる。 3. 焼く。 炭火など火力が強い場合は丁寧に裏返しながら、家庭用コンロの場合はフライパンに油を引かず中火で、両面にうっすら焦げ目が付く程度に焼く。牛たんを食べやすい大きさに切り、季節野菜の漬物を添えて完成。 調理のコツ
かための食感が好きな方は赤身が多いものを、柔らかいのが好きな方はさしが多く入っている牛たんをお選び下さい。お好みで白菜やきゅうり、きゃべつの漬物や青唐辛子の味噌漬けを添えて召し上がって下さい。温めなおす場合、二度焼きすると硬くなりますので電子レンジを用いてください。みそ味やたれ味も人気ありますが、牛タン焼きの発祥は塩味。本場仙台では塩味がメジャーですね、おかずにも酒の肴にもなるのでぜひお試しを!
オーナー 大川原 和也
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レシピ協力“喜助分店”
牛たんの老舗「喜助」から初の暖簾分けを許されたお店。1枚1枚丁寧に仕込んだ牛たんを、職人が炭火で焼き上げる。牛タン焼き発祥の塩味、麦飯がすすむみそ味とたれ味の3種類が楽しめる。日替わりの牛たん料理もぜひご賞味あれ。
本場仙台生まれの老舗「喜助」の味を東京で
東京都港区芝大門2-2-8境野ビル2F
JR山手線 浜松町駅 5分
都営大江戸線 大門駅 3分
電話番号: 03-6908-4270
営業時間: ランチ 11:00~15:00(L.O.14:30)
ディナー 17:00~23:30(L.O.22:30)(ドリンクL.23:00)
平均予算: 3,500円(通常平均) 1,500円(ランチ平均)
定休日: 日曜日・GW・年末年始
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