宮崎県の郷土料理|(選定料理)チキン南蛮
- 甘酢とタルタルで食べる鶏料理。ご存知「チキン南蛮」 -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた宮崎県の御当地人気料理。
衣をつけた鶏肉を揚げ、あつあつのところで甘酢のタレにからめ、タルタルソースをかけて食す全国的に有名なご当地料理です。
現在主流となっている、タルタルソースをかけるチキン南蛮は、昭和31年に開業した食事処「おぐら」の甲斐義光氏が考案したといわれています。「南蛮」と名付けられたのは、魚の南蛮漬けが原型であるためと伝わります。
宮崎県ではニワトリの飼育が盛んで、岩手県と鹿児島県をあわせた3県で全国のニワトリ出荷量の約半分をしめます。
現在では発祥の地である宮崎県延岡市が町ぐるみでチキン南蛮を全国にアピールしています。
チキン南蛮のレシピ分量:2人前 |
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1. 南蛮酢とタルタルソースを作る。 [南蛮酢] 材料内[南蛮酢]を火にかけ、沸騰したら火を消し、冷ましておく。 [タルタルソース] 材料内[タルタルソース]を参照。きゅうりと玉ねぎをみじん切りにし、10分程水にさらしてから布巾で絞る。 みじん切りにしたゆで卵を用意し、きゅうりと玉ねぎとともにマヨネーズであえる。 最後に粒マスタードを適量、酢、塩、こしょうを少々入れる。 2. 鶏もも肉に切れ目を入れ薄くした後、4等分に切り分け、塩、こしょうをふる。 3. 2に片栗粉と小麦粉(1:1)をまぶし、溶き卵をからめる。 4. 低温の油(80~120℃)で3の鶏もも肉を5分程揚げる。 5. 4で揚がった鶏もも肉を1の南蛮酢へサッと通す。 6. お皿に盛り、1のタルタルソースをかけて完成。 調理のコツ
宮崎県の郷土料理であるチキン南蛮。マヨラーが多い宮崎らしい料理です。タルタルソースに用いる野菜の水分はきっちりと飛ばします。唐揚げと違い、粉をまぶした後で卵をからめることでフワッとした食感に揚がります。鶏肉を揚げる際、低温でふんわりと揚げると美味しいチキン南蛮が出来上がります。鶏肉はもも肉でなく、胸肉でも美味しく召し上がれます。キャベツやレタスを添えて、お好みでレモンを絞っても。
お酒はビールか焼酎が合うでしょう!
地鶏ばやし 店主 中林
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