大阪府の郷土料理|(選定料理)お好み焼き
- 起源は「一銭洋食」!?屋台や出店で定番の一品 -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた大阪府の御当地人気料理。
小麦粉を水で溶いた生地にキャベツ、お好みの肉類や魚介類を入れて鉄板で焼き、上にドロっとした甘口のソースを塗り、お好みでかつお節、青のり、マヨネーズをかけて食べる料理。
起源はよく伝わっていませんが、戦前から屋台で「洋食焼き」と呼ばれて親しまれており、当時1枚1銭で食べられたため、「一銭洋食」とも呼ばれていました。
今では安くておいしい大阪の名物料理です。
お好み焼きのレシピ分量:2人前 |
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1. だし汁 鍋に水と昆布を入れそのまま30分ほどおいてから中火にかける。沸騰したら弱火にして、削り節ひとつかみを加え、5分ほど煮てざるでこし、粗熱をとる。 だし汁に鶏ガラスープの素、塩を加えて混ぜ、合わせだしを作る。 2. 下準備 キャベツは縦に細切りにする。 豚肉は8cmくらいに切る。 青じそは軸を切る。 長いもをすりおろす。 ホットプレートを高温(220~240℃)に熱しはじめる。 3. ボールに小麦粉とベーキングパウダーを入れ、泡立て器でだまがなくなるまで粉どうしをよく混ぜる。 1の合わせだし120mlを少しずつ加え混ぜ合わせる。さらに長いもを加え、全体が均一になるまでよく混ぜる。 4. 別のボールにキャベツ、青ねぎ、みじん切りにした紅しょうが、揚げだま、粉がつおを入れ、たまごを割り入れて3を加える。 おたまで底から返すように混ぜ合わせ生地を作る。 5. 熱したホットプレートにサラダ油を薄くひき、生地をのせる。 16~18cmの円形に広げ、真ん中をおたまでへこませる。 6. 生地の真ん中に青じそを1枚のせ、さらに豚肉をなるべく重ならないようにのせる。 4分ほど焼き、生地の裏面に軽く焼き色がついたらひっくり返す。 さらに4分焼く。焼きながら裏面に10箇所くらい穴を開け、再び表に返す。 7. そのまま1分程おき、表面全体にウスターソースを適宜塗る。さらにマヨネーズ、とんかつソースを順にのせ、生地の上で混ぜ合わせ表面全面に広げる。青のり粉がつおとお好みでこしょうをふって完成。 調理のコツ
具材を混ぜ合わせるときに空気含ませるように大きく混ぜるようにすること、焼くときに上から抑えないことが鉄則です。これを守れば、ふわふわのお好み焼きが出来上がります。
また、茹でたじゃがいもをさいの目状に切り、生地の表面にのせて焼いたお好み焼きもおすすめです。
きじ 店長 中西 雄次
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