新潟県の郷土料理(選定料理)のっぺい汁

- 新潟県、家庭料理の代表。地域の食材を余すこと無く活かす -

のっぺい汁

 農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた新潟県の郷土料理。

 鶏肉、ニンジン、ゴボウ、レンコン、サトイモなどの季節の食材を鍋で煮込む汁物です。片栗粉などを用いず、サトイモで自然なとろみを付けるのが特徴。汁物としては珍しく、冷ましてから食すこともあります。新潟県において、サトイモと並ぶ名産品であるサケを加えることもあります。

 県内におけるバリエーションは多彩で、新潟県の豊かな食文化を背景とした家庭料理の代表作といえます。正月やお盆などの年中行事の際に各家庭で楽しまれています。


のっぺい汁のレシピ

 分量:4人前
干し椎茸4個
大根40g
里芋20g
こんにゃく20g
人参20g
厚揚げ40g
長ねぎ20g
五郎島金時40g
蓮根40g
かまぼこ20g
銀杏8個
しょうゆ適量
みりん適量
1.
干し椎茸は一晩水でもどしておく。戻した汁を、だし汁とわって使う。
2.
具材をそれぞれサイコロ状にカットして一度湯がいておく
3.
2の食材を1のだし汁に入れて煮る。しょうゆ・みりんで味を調える。
4.
器に盛り、最後に銀杏を飾り完成。