東京都の郷土料理(選定料理)もんじゃ焼き

- 鉄板の上で文字を書く?東京名物もんじゃ焼き -

切イカもんじゃ焼き

 農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた東京都の御当地人気料理。

 小麦粉をメインにした具材を鉄板で調理する料理。お好み焼きと比べて、生地に使う水分量が多く、調味料やソースなどを混ぜるのが特徴です。鉄板の上でジュージューと焼きながら小さなコテ(ヘラ)を用いて食べるのが一般的。

 もともとはおやつとして食べられており、ゆるい生地で鉄板に文字を書きながら焼いたところから、文字焼き、それがもんじゃ焼きとなったと言われます。

 浅草や月島を中心に多数のもんじゃ焼き店が存在し、バリエーションは多彩。東京を訪れる観光客の人気の品となっています。


切イカもんじゃ焼きのレシピ

 分量:2人前
250cc

(好みで調整)
薄力粉15g
お好み焼き粉15g
ウスターソース30g
かつおだし顆粒10g

(味の素、ほんだしなどで代用可)
キャベツ300g
切イカ15g
天かす20g
適量
花かつお適量
マヨネーズ適量
1.
生地を作る。器に水、薄力粉、お好み焼き粉、ウスターソース、千切りにしたキャベツ、切イカと天かす、かつおだしを加え、軽くまぜあわせる。
2.
鉄板(強火のホットプレートでも可)の上に油を引き、1の切イカとキャベツをしんなりするまで炒める。
3.
鉄板の上で、1の生地と2の具材をまぜあわせてから、ドーナツ状の土手を作る(大きな円にする)。その後、残りの生地を数回に分けて土手の中に流し込む。
4.
生地がグツグツし固まってきたら、具材をまぜながら広げていく。
5.
表面の水分が減って、裏側にきつね色のおこげが出来ていれば食べごろ。火を弱くして、花かつおとマヨネーズをかけて完成。
調理のコツ
家庭のホットプレートでも美味しく作れるもんじゃ焼き。薄力粉の代わりに天ぷら粉などを使うと香ばしくなる。トッピングにベビースターやクルトン、ポテトチップスを砕いたものを加えたり、生地に豚骨スープをまぜてみるなど、様々な工夫で食感の変化を楽しもう。
浅草マウンテン 石井