北海道の郷土料理(選定料理)ジンギスカン

- 独特の香りが食欲をそそる、北海道のヘルシーな焼肉 -

ジンギスカンチャーハン

 農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた北海道の郷土料理。

 羊肉を特製タレに漬けこみ、中央部分が盛り上がった専用のジンギスカン鍋で調理する焼肉です。調理の際、鍋の中央で焼かれる肉から出た肉汁がふちで焼く野菜にかかり、ちょうど良い味付けになります。

 羊肉が入ってきたのは大正時代。北海道では多くの農家がヒツジを飼っていました。羊毛をとるために飼育されていたヒツジの肉を、おいしく食べる活用法としてうまれた料理です。

 現在では日本各地で食されています。北海道では休日になると、川沿いでジンギスカンパーティーをする姿が見られます。味を付けない生肉を焼いて、漬けダレで食すこともあります。


ジンギスカンチャーハンのレシピ

 分量:1人前
お米1合
なると1/3本
生ラム肉50g
玉ねぎ1/4個
1個
ジンギスカンのたれ大さじ1~1.5
適量
こしょう適量
ラード15g
1.
なるとと生ラム肉、玉ねぎを1cm角に切りそろえる。
あたたかいご飯に15gのラードを入れ、混ぜながら溶かす。

※ラードを入れることで、
 お米がパラパラのチャーハンが作りやすくなります。

2.
フライパンに少量の油をひく。
ラム肉を入れ、塩こしょうして、中火で約1分間炒めてから別皿に取り出す。

※ラムから脂が出るので油は少量で大丈夫です。

玉ねぎを中火で約2分炒めたら、ラム肉を入れた別皿に取り出す。


3.
フライパンに多めの油をひいて玉子を強火で炒め、
ラードを混ぜ溶かしたご飯を入れる。

※多めの油で炒めることで、玉子がふんわりふくらみます。
4.
2で別皿に取り出したラム肉と玉ねぎをフライパンに入れ、塩こしょうして中火で炒める。
5.
ジンギスカンのたれを大さじ1~1.5を入れて、ほぐれてきたら火を止めて完成。