
香川県
讃岐うどん
これは讃岐では今主流のぶっかけです。うどんに薬味をかけてから出汁をうどんの半分くらいに浸し、全体を混ぜて食べると美味くめしあがれます。生麺のうどんは、常に熟成が進んでいます。香川県から東京都六本木まで毎朝打ちたてを運びますが、その間にも水分量に大きな変化が起こります。とてもデリケートな食材です。茹がきたての新鮮なうどんを召し上がって下さい。

香川県の郷土料理 讃岐うどん
讃岐うどんは空海が遣唐使として中国に渡った際に持ち帰ったとされています。当初は麺の形ではなく団子の形をしていたようです。うどん屋が出来たのは江戸時代で、大阪でブームが起きたと言われています。
香川県でうどんが根付いた訳は、小麦、塩、醤油、いりこ、うどんに使われる4つの素材が全て、良いものが取れたからです。瀬戸内は昔から塩の産地。麹の発育に適した小豆島は醤油の名産地です。全盛期、小豆島内に醤油店は60軒以上もあったといわれます。
ため池がもたらす食文化、その数は日本一!
香川県はため池が数多くあることでも有名です。空海が先導して、雨の少ない香川県にため池を作ったとされています。現在では1,000軒近くのうどん屋がある香川県。「路を歩けばうどん屋にあたる」とも言われますが、日本一面積の小さな香川県には、なんと約15,000個の溜池が有ります。「うどん屋に行く前に溜池に落ちる」と、冗談のような数でもあります。
田んぼに水を供給する事を目的として作られたため池では、鯉や鮒、どじょうや貝がたくさん育ちました。そこからうまれた郷土料理も沢山あります。例えばその一つは、郷土料理百選の中でも紹介されているフナのテッパイ。鮒をおろして昆布締めにしたものに、ネギと大根と酢味噌であえて食べるものです。他にもため池の幸はたくさんあります。
参加者の声
美味しいうどんの特徴とは?
表面にツヤがあり、断面が四角いもの。真ん中が反ったものなどは喉越しが良いとされます。讃岐うどんは飲むように食べる、喉で食べるとも言われます。
いりこって?
いりことは、カタクチイワシを乾燥させたものです。雨の少ない香川県は乾物の栽培に適していました。伊吹島のいりこなど、最高級品です。ちなみに煮干といりこの違いですが、煮干は魚を限定していないものを指し、いりこはイワシを用いたものを指します。
家庭でも讃岐うどんって出てくる?
最近は打つことが減りましたが、もちろん出てきます。小さい頃は母親が足で踏んで、手で伸ばしていました。祭事法事で親戚が集まる際にうどんを打って食べる風習が、香川県にはありました。
家庭における、美味しい讃岐うどんの作り方
基本ですがやはり大鍋でたっぷりのお湯を用いて湯がくことが大事です。茹でムラが少なくなります。もう一つは途中でびっくり水を入れること、おちょこ一杯程の水を2回程入れます。表面が柔らかくなりすぎず、芯と表面へ均一に火を通すことが出来ます。生麺が手に入りづらい場合は半生麺を購入されると良いと思います。
―――誰もがうどん好き。話は尽きませんでした。
エピローグ しお餅(愛媛県の郷土菓子)

愛媛県の郷土菓子 塩もち
しまなみ海道の名物です。中に入ってるのは塩餡。伯方の塩で有名な伯方島でうまれたものです。愛媛県の主婦が天然の塩の質の良さを熱心にPRし、愛媛県の塩は全国区となりました。
―――しお餅とお茶が各席に用意され歓談へ。
来週、愛媛に行きます!
「来週、愛媛に行くんです。松山揚げって聞いたことがあるんですけど、どんなものですか?」
本の大きさと厚さをした、サクサクのお揚げです。料理に用いることが多いですね。
本場愛媛の鯛飯は美味しいです、ぜひ四国を楽しんできて下さい。
店名「88屋」の由来
「お話を聞き、四国に行ってみたくなりました。改めて店名88屋の由来について教えて下さい。」
個性のある四国四県を一つにするのは四国88箇所めぐりです。巡礼の際は、「同行二人」と背中に墨で書きます。これは弘法大師空海と共に修行を行うという意です。巡礼者を空海と想って迎える、もてなしの心がここからうまれます。その想いで店名を名付けました。
最近は巡られる方も増えたようで、定年退職を迎えられた方から若い方までおられます。歩いて回ると3~4ヶ月かかり、車でも2週間はかかります。私も母親に連れられて、2回巡りました。土地の美味しいものを食べるのが、ご褒美でした。四国四県の旨いものを子供の頃から体感していました。その体験をこの店で四国の郷土料理として提供しています。今でも地元四国へ興味は増すばかりです。
―――四国の話は時間いっぱいに続き、最後に関係者の挨拶が行われ会は幕を閉じました。
今日は有名なものだけですが四国料理をご試食いただき、簡単ですがそれにまつわるお話をさせていただきました。四国には他にもまだまだいい食材があります。そしてしまなみ海道や四万十川のような、大自然が残っています。夏になると、阿波踊りやよさこい祭りなど、お祭りも盛大に盛り上がります。これを機に四国に足を運んでいただければと思っています。(88屋 店主 水谷さん)
高知県のかつおを楽しんで下さい。レシピが記載された資料を後ほどお配りします。高知県の魅力を存分に楽しんでいただければと思っています。(高知県地産外商公社 野戸さん)
そろそろお時間になりましたので閉会と致します。この講座は第一回目でしたが、大変な盛会となり良かったです。是非続けていきたいです。四国四県の東京事務所より、各県の観光と食の資料をお預かりしています。お持ち帰りいただき、ご覧いただければと思います。(東急セミナーBE 三好さん)

参加者感想(会を終えて)
・楽しかったです!食事もたくさん出ておなかいっぱいです。四国の色々なお話が聞けましたし、日常に取り入れたいお料理のコツもあってためになりました。店主の水谷さん、面白かったです。(30代 男性)
・とっても楽しく美味しく、満足した。お話も勉強になり、実際にお料理が食べられてすごく良かった。料金も手頃。また参加したい(40代 女性)
・お料理の説明だけではなく、色々土地柄にまつわる話を聞け、楽しかった。料理好きなので、あらを焼いて作る鯛めしのレシピ、早速チャレンジします。(50代 女性)
当日配布された資料一覧
- 徳島県
- ・徳島県観光ガイドマップ
・南阿波 地元めし - 香川県
- ・さぬきオリジナル観光地図
・さぬきうどん百点満点 うどん屋さんオススメの100店 - 愛媛県
- ・愛媛観光ロードマップ
・おいしい愛媛 グルメマップ - 高知県
- ・高知県観光ガイドマップ
・高知の鮮
関連URL
カルチャースクール 東急セミナーBE
http://www.tokyu-be.jp/
ロケーションリサーチ株式会社
http://www.location-research.co.jp/
四国味遍路 88屋
http://www.88ya.net/





