沖縄県の郷土料理|(選定料理)沖縄そば
- 発祥は琉球王朝の宮廷料理! -
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた沖縄県の郷土料理。
小麦粉100%で作られた麺を、豚骨とかつお節ベースのスープで食す麺料理。
起源は中国にあるとされ、伝わった当初は琉球王朝の宮廷料理でしたが、大正時代に入ってから街中にそば屋が増え多くの人々が食す料理になりました。
その後、改良が重ねられ、ソーキ(豚の骨付きあばら肉)もしくは豚の三枚肉、かまぼこやねぎを入れ、薬味に紅しょうがを添える独自の麺料理が誕生しました。現在では細麺を使う八重山そばや、縮れがない麺を使う宮古そばなど、県内においても麺やスープ、具などに地域毎の異なる特徴があります。
沖縄そばのレシピ分量:2人前 |
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1. 沸騰させたお湯の中に豚骨を入れ色が変わったら茹でこぼし、再び鍋に水を入れ火にかけます。(沸騰したらこまめにあくをすくい取り、弱火にして約3時間煮ますが水分が蒸発したら水を足して下さい。) 2. 1、の豚ダシに布巾で包んだ鰹節を入れてしばらく煮ます。(20分) 3. 1、の豚ダシが500gに煮詰まったら布巾でこして鍋に移し火にかけ分量の塩を入れて濃いめに味付けします。(香程度の醤油小さじ1を入れると味が引き立ちます。) 4. 豚三枚肉は、30分~40分茹でて5~6㎝長さ、5㎜幅の厚さに切り、茹で汁、泡盛、砂糖、醤油を煮立てた鍋に入れ味を付けます。 5. カマボコは斜め切りにし、青ネギは小口切りにします。 6. どんぶりに、熱湯を通したそばを盛り、ダシを注ぎ味付三枚肉、カマボコ、青ネギ、紅生姜を盛り付けてお召し上がり下さい。 調理のコツ
豚ダシは、強火で煮ると白く濁りますので、弱火でゆっくり煮ます。
下茹でする三枚肉は、茹でた後冷蔵庫で1~2時間冷すとカットしやすいです。
株式会社サン食品
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レシピ協力“株式会社サン食品 サンサンキッチン手作り沖縄そば教室”
株式会社サン食品は製麺業者として沖縄県を代表する企業であり、沖縄そばの普及に取り組むため生地から沖縄そばの麺を作り、生地を寝かせる時間帯にサン食品の工場見学も出来、沖縄そばの歴史まで学べ、有意義な時間が過ごせます。
沖縄そばをもっと簡単に調理したい方には、サンサンショップがお勧めです。
通販でお好きな麺やそばダシ、味付肉やカマボコなどの材料を取り寄せて沖縄そばやソーキそばが召し上がれます。
生地から手作りの沖縄そばを体験出来ます。
沖縄県糸満市西崎町4-13-6
電話番号: 0120-29-3349
営業時間: 10:00~13:00(約3時間で沖縄そば打ちを学べます)
平均予算: 大人1200円、中高校生1000円、子供700円
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