沖縄県の郷土料理(選定料理)沖縄そば

- 発祥は琉球王朝の宮廷料理! -

アーサたっぷりソーキソバ

 農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた沖縄県の郷土料理。

 小麦粉100%で作られた麺を、豚骨とかつお節ベースのスープで食す麺料理。

 起源は中国にあるとされ、伝わった当初は琉球王朝の宮廷料理でしたが、大正時代に入ってから街中にそば屋が増え多くの人々が食す料理になりました。

 その後、改良が重ねられ、ソーキ(豚の骨付きあばら肉)もしくは豚の三枚肉、かまぼこやねぎを入れ、薬味に紅しょうがを添える独自の麺料理が誕生しました。現在では細麺を使う八重山そばや、縮れがない麺を使う宮古そばなど、県内においても麺やスープ、具などに地域毎の異なる特徴があります。


アーサたっぷりソーキソバのレシピ

 分量:4人前
沖縄そば4玉
味付きソーキ
(市販)
800g
かまぼこ8枚
万能ねぎ40g
アーサ
(乾燥)
5g
沖縄そば出汁
(市販)
8カップ
1.
沸騰させた湯に沖縄そばを入れ、ほぐしながら10秒程湯通しします。
2.
1を器に盛り、別の鍋で沸騰させた沖縄そば出汁を注ぎます。
3.
2にソーキ、スライスしたかまぼこ、細かく刻んだ万能ねぎ、アーサをのせます。アーサをスープに沈めると磯の香りが際立ちます。お好みで紅しょうが、よもぎを添えます。