福岡県の郷土料理(選定料理)水炊き

- コラーゲンたっぷりで美容に最適。全国的に愛されている鍋料理 -

水炊き

 農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた福岡県の郷土料理。

 鶏肉を骨ごと煮込んだスープの中に、お好みの野菜を加えてポン酢で食べます。

 その起源は、長崎県生まれの林田平三郎が香港に渡った際に、英国人の家庭で料理を学び、帰国後に西洋料理のコンソメと中華料理の鶏のスープをアレンジし、福岡県の店で提供したのがはじまりといわれています。

 現在では、日本全国で食べられる福岡県の代表的な郷土鍋のひとつです。具を食べ終えた後に、鶏のうまみで食べる雑炊も人気です。


水炊きのレシピ

 分量:2人前
はくさい2枚
春菊3本
しらたき100g
えのき100g
長ねぎ1本
絹豆腐1つ
しいたけ2つ
3カップ
鶏がらの素大さじ2
だし昆布3cm×2枚
ゆずの皮適量
鶏もも肉1枚
ひき肉
(団子用)
適量
1.
材料の準備をします。白菜をざく切りに、長ねぎは斜め切りに、春菊はひと口大に。えのき、しらたき、しいたけ、豆腐を用意する。
2.
3カップの水を鍋にはり、鶏がらの素を大さじ1、だし昆布3cm程を2枚、ゆずの皮をひとかけらを入れる。
3.
鶏もも1枚を薄く切り、2の鍋に入れる。鍋を火にかけ、沸騰したらあくをとり、1の野菜を入れる。
4.
野菜に火が通ったら完成。ポン酢醤油、好みで柚子胡椒をそえる。
5.
※調理のコツ
・鶏もも肉は肉屋で地鶏を一枚購入し、丸ごと用いる
・鶏肉を薄く切ることで、旨味が出る。
・鶏肉に、火を通しすぎない。
・好みで鶏ひき肉を用い団子を入れても良い。