広島県の郷土料理(選定料理)広島風お好み焼き

- 生地と具を混ぜあわせないのが特徴 -

広島風お好み焼き

 農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた広島県の御当地人気料理。

 小麦粉の生地を薄くのばし、キャベツや豚肉、焼きそば、薄く焼いた卵などを重ねて蒸し焼きにした、広島風のお好み焼きです。ソースはどろっとした甘口のものを用いるのが一般的で、お好みでマヨネーズをかけて食べます。関西風お好み焼きとよく比較されますが、その発祥は別々です。
 
 現在では全国の飲食店や祭りの屋台などで提供されています。広島県内では、締めの食事としても愛されています。


広島風お好み焼きのレシピ

 分量:1人前
ミックス粉30g
20cc
豚ばら薄切り40g
(目安3~4枚)
L1個
キャベツ1/4個
もやし20g
ねぎ40g
天かす10g
削り粉少々
とろろ昆布少々
中華麺 1玉
お好みソース50g
青海苔適量
紅しょうが適量
マヨネーズ適量
ごま適量
1.
生地作り。ミックス粉30gに対して水20ccを入れ、粉ダマができないようによくかきまぜる。50ccの生地が出来上がる。
2.
180~200℃に熱した鉄板の上に、生地40ccを薄く円状にひく。
3.
2の上に削り粉をまんべんなく振り、千切りキャベツ、とろろ昆布、天かす、ねぎ、もやし、豚肉、の順にのせた後、1で作った生地10ccを全体にちらす。
4.
へらでめくって、下の生地がきつね色になっていたら、ひっくり返して、蒸し焼きにする。
5.
4とは別に、中華麺を鉄板で炒める。焼きそばソースで味付けし、お好み焼きの大きさに整える。
6.
4を5の上にのせ、数秒間押しつけて中華麺となじませる。
7.
6とは別に、鉄板に卵を割りお好み焼きの大きさに広げ、6をのせ、ひっくり返す。
8.
お好み焼ソースをぬり、青海苔をかける。お好みで、薬味をかけて出来上がり。
調理のコツ
広島県の細もやしを使うと、より本場の味と食感に近づけることができます。広島名物イカ天としそのトッピング、お薦めです!女性からは餅とチーズのトッピングが人気ですね。作る際は、手順5で作り終えた麺の上に餅をのせて下さい。チーズは中にはさみこむか、それとも完成時に上からふりかけるかはお好みで。ソースが甘いので、胡椒や一味唐辛子をかけるなど、自分好みの味をぜひ見つけてみて下さい。
広島お好み焼 こてうま 生田目(なまため)