秋田県の郷土料理(選定料理)横手やきそば

- 目玉焼きをのせて福神漬を添える! -

横手やきそば

 農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた秋田県の御当地人気料理。

 ストレートな太い麺を使い、キャベツや豚ひき肉、お店によってはホルモンを具にして、比較的甘いソースで作る焼きそば。目玉焼きをのせ、福神漬を添えるのが大きな特徴です。

 昭和25年頃、横手市内の焼きそば屋の店主と地元の製麺所が協力して作り上げたのが発祥とされ、手ごろな価格と美味しさで人気を集めました。

 平成12年以降に、横手やきそばを活用した町おこしが始まり、B-1グランプリをはじめとした各種イベントに登場、全国的に人気を集めるご当地料理となりました。


横手やきそばのレシピ

 分量:1人前
茹で麺150g
豚ひき肉25g
キャベツ50g
1個
福神漬10g
サラダ油大さじ1
ウスターソース45cc
とんかつソース20cc
だし汁20~30cc
1.
ウスターソースととんかつソース、だし汁をまぜあわせて焼きそばソースを作る。水の入ったボウルに麺を入れ、麺をほぐす。豚ひき肉は細かく切る。キャベツを食べやすいサイズに切る。
2.
フライパンにサラダ油をひき、豚ひき肉とキャベツを弱火で約30秒炒める。別のフライパンで、目玉焼きを作る。
3.
豚ひき肉とキャベツを炒めたフライパンに、1でほぐした麺を入れ、1で作った焼きそばソースを入れて強火で約30秒炒める。
4.
器に入れ、2で作った目玉焼きをのせる。福神漬を添えて完成。
調理のコツ
豚ひき肉はなるべく細かくして下さい。目玉焼きは焼き過ぎにご注意を。濃い目のソース味がお好きな方はだし汁を20ccで、だし汁がきいた味がお好きな方は30ccで作って下さい。3の手順では、ソースで麺をほぐす感覚で麺を炒めて下さい。食べている最中でも、お好みでソースをかけて食すスタイルが横手流。ぜひ自分好みの味を見つけて下さい。
秋田郷土料理・旬菜 こまち 店主 東海林