岩手県の郷土料理(選定料理)盛岡冷麺

- 強いコシが特徴。わんこそば、じゃじゃ麺と並ぶ盛岡三大麺 -

盛岡冷麺

農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた岩手県の御当地人気料理。

 小麦粉と馬鈴薯でんぷん(片栗粉)で作られる強いコシと独特の歯ざわりがある半透明の麺が特徴の麺料理。牛肉や鶏肉を煮込んださっぱりかつコクがあるスープも特徴のひとつで、キムチとの相性も絶妙。

 朝鮮半島の冷麺を参考に盛岡で独自の製法とその味が考案されたといわれ、昭和中期に市内の焼肉店でメニューに加えられたのが始まりとされます。昭和40年代には盛岡冷麺の提供店が次々と開店。

 現在は盛岡市内のみならず、全国でその名を見かけるようになりました。


盛岡冷麺のレシピ

 分量:4人前
冷麺用の半生麺4人前
辛めのキムチ40g×4
白髪ねぎ10g×4
いり胡麻少々
胡椒少々
小ねぎ 青5g×4
ゆで卵1/4個×4
チャーシュー1枚×4
きゅうり30g×4
針唐辛子適量
[A]
鶏ガラスープ3,500cc
生姜45g
玉ねぎ1個
長ねぎ1本
42g
みりん45cc
濃口しょうゆ30cc
リンゴ酢50cc
1.
スープを作る。
材料内[A]を中火で熱し、沸騰したら火を止める。リンゴ酢を入れてまぜあわせ、3℃以下の冷蔵庫で十分に冷やす。
※この分量で約10人前出来あがります。冷蔵庫で約1週間保存出来ます。
2.
麺を準備する。
規定の手順に則って麺を茹でる。茹であがった麺を流水でしっかりと洗いぬめりを取り、氷水でしっかり冷やす。
3.
器に盛り付けた麺の上にキムチ、きゅうり、チャーシュー、ゆで卵、白髪ねぎの順にのせる。
4.
3に1で作ったスープ300ccを注ぎ、いり胡麻、こしょう、小ねぎ、針唐辛子をのせて完成。
調理のコツ
麺を茹でる際、出来るだけ大きな鍋をお使い下さい。麺が鍋の中で広がることで、均等な茹であがりが可能になります。辛いのがお好きな方はキムチの汁を足したり、韓国唐辛子をふりかけて下さい。違う味を試してみたい方は、八丁味噌を入れてみて下さい、甘みとコクが出て美味しいですよ。トッピング、焼いたカルビがお薦めです!季節の果物、例えばリンゴやナシ、スイカなど好みでトッピングするなど、楽しみながら盛岡冷麺を作ってみて下さい。
総支配人 西口泰道