北海道の郷土料理(選定料理)ジンギスカン

- 独特の香りが食欲をそそる、北海道のヘルシーな焼肉 -

フライパンで作るネギ塩ジンギスカン

 農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれた北海道の郷土料理。

 羊肉を特製タレに漬けこみ、中央部分が盛り上がった専用のジンギスカン鍋で調理する焼肉です。調理の際、鍋の中央で焼かれる肉から出た肉汁がふちで焼く野菜にかかり、ちょうど良い味付けになります。

 羊肉が入ってきたのは大正時代。北海道では多くの農家がヒツジを飼っていました。羊毛をとるために飼育されていたヒツジの肉を、おいしく食べる活用法としてうまれた料理です。

 現在では日本各地で食されています。北海道では休日になると、川沿いでジンギスカンパーティーをする姿が見られます。味を付けない生肉を焼いて、漬けダレで食すこともあります。


フライパンで作るネギ塩ジンギスカンのレシピ

 分量:2人前
ラム肩ロース150g
キャベツ100g
玉ねぎ1/4個
もやし1/3袋
しめじ1/4パック
ピーマン1個
食用油大さじ1
[ネギ塩ダレ]
ごま油60cc
小さじ1
ごま小さじ1
長ねぎのみじん切り大さじ1
1.
材料[ネギ塩ダレ]を弱火にかけたフライパンで5分炒めて冷まし、ボウルに移す。
2.
1で作ったソースの入ったボウルに、3ミリ厚にスライスしたラム肉を入れ、まんべんなくまぜあわす。
3.
食用油大さじ1を敷いたフライパンを強火で熱し、一口大に切った野菜を入れて8割くらい炒め、ボウルに移す。
4.
3で使用したフライパンに2のラム肉を入れ、強火で両面をさっとソテーする。
5.
3の野菜と2のボウルに残ったソースを4のフライパンに入れ、全体に火が通るまで炒める。

※ワンポイント
ラム肉は焼きすぎると硬くなりますから、若干赤味の残るくらいが美味しく召し上がれます。